ヒーローってなんだ!?
皆さんは「ヒーロー」と、聞いて誰を思い浮かべますか?
・アンパンマン
・ドラゴンボールの孫悟空
・ワンピースのルフィ(正直よくわかりません・・・)
wikipediaにはこう書かれています。
’’一般的には誰かがヒーローになるには、人々に称賛される素晴らしい行為を行うこと’’ だと。
上記のことから、いずれもアニメや漫画の世界のヒーローだということと、Wikipediaに書かれていることをまとめると
「自己を犠牲にしてでも仲間を守ることこそがヒーローに値する」
でしょうか。
「自己を犠牲にしてでも仲間を守る」ということがヒーローであるなら、
逆に「仲間を犠牲にしてでもヒーローになりたがる奴はヒーローではない」と考えます。
会社での出来事
現在このブログを書いているのが、
新型コロナウイルスの影響で世界が混乱状態にある時期です。
個々が外出の自粛や『3密』をできるだけ避け行動しています。
僕の会社の経営者がよく言う「困っている人を助けるのがヒーロー」だという考えは間違いではありませんが、社員を引き連れ、自らホットスポットに行ってしまう行動はどうなのかということです。
自分だけでなんとかなるならば、その行動の否定はしません。
強い意志の下、作業に参加してくれたと言っていますが、経営者からの「指示」であった場合それは単なる「指示」ではなく『命令』になります。
僕が今回相談を受けた案件は最終的には物理的な要因があり、お断りの連絡を入れましたが、その判断は間違っていなかったと確信しています。
断ったことで相談者からの信頼は多少減ったでしょうが、
それ以上に僕は社員を不安やリスクから守ることができたのです。
相談者には申し訳ない気持ちではありますが。
第一に守るべきなのは身近な存在である「社員やその家族」だと考えた結果からです。
普段から「社員とその家族のため」と対外にアピールしている会社(経営者)がそのことを忘れ、リスクに身を投じている。それも仲間(社員)を引き連れて。
信じられません。
身近な人を守ることができないくせに、本当の他人を守ることなんかできないと断言します。
地に足を着け、もっと自分の足元を見てほしい。
会社の出来事は例えとして捉えていだだければと思います。
経営者と従業員の考えはやっぱり違う
お金に困っておらず、物質的ないろいろなものを買うことができる経営者が次に何を欲しがるのかというと、それは『名誉や称賛』です。
なぜかって?
『名誉や称賛』はいくらお金を出しても買うことはできないばかりか、形として存在しないからです。
賞状やモニュメントなどで形になるかもしれませんが、それは結果的にそうなるのであって、常に持ち運べるかというとそうではありません。
だからこそ、講演会に出席し対外的にアピールしているのです。
リスクを冒し、さらに社員を連れホットスポットに行ってしまう軽率な行動も、周りに相談できる人間がいればよかったのに思います。
自分の周りを「イエスマン」で固め、否定的な発言をシャットアウトしていますので文字通り『裸の王様』になっています。
自分がヒーローになるために、周りの意見を聞かず突っ走ってしまう。
社員からの声をほとんど聞く耳持たず。
挙句の果てに「考え方のものさしが違う」と切り捨てる。
そりゃ、経営者と従業員の考え方の物差しが違って当然。何を求めているのか・・・
やはり溝は存在するのです。
経営者と従業員の溝について書いたブログをどうぞ。
まとめ
今回の内容をまとめてみました。
・自己の利益の為にヒーローになろうって都合良過ぎ!
・仲間を犠牲にしてでもヒーローになりたいの!?
・身近な人を守れないのに、他人を守れるってwww
先日、経営者と話をする機会がありました。
状況が悪化する中、すでに従事した社員に対して顔が立たないという理由でこちらの意見をいったん否定したのだと。
まあ、引くに引けない状況ってやつです。
もう少し先を見て行動していれば・・・
では今、あなたができることといえば、
『身近な人のことを考え行動すること』です。
そのことが結果、身近な人を守ることになります。
そうしたら、あなたはヒーローになれます!
僕の世代のヒーローは「キン肉マン」です。共感できるひとはこちらをどうぞ。
また、外出自粛などで自由な時間も増えているかと思います。
無駄に過ごすのではなく、有意義に過ごしてみてはどうでしょうか?
(自分の将来のためになる)本を読む、副業となりえることを勉強してみる、
自ら考え行動することで未来は変わります。変えられます。
今回もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
時間があれば、他の記事もぜひ読んでみてください。